高血圧の食事療法

1.まず、減塩します。目標は6-7g!
(1)塩分の多い食品はやめます(佃煮、漬物、梅干)
(2)調味料は量を意識してつかいます(塩分含有量表、計量スプーンなどを活用)
(3)加工食品を控えます(ハム、ベーコン、かまぼこなど)
(4)酢、柑橘類、香味野菜の香りを生かし、味にアクセントを
(5)コショウ、七味、カレー粉などの香辛料で味を補足します
(6)煮物などの味付けは最後に、食品の表面にします
2.肥満の場合は、適正体重に調整します
 脂肪細胞は高血圧の原因となるホルモンを分泌しています
 脂肪細胞が肥大するほど分泌量が多くなります
3.バランスのよい食事をこころがけます
 主食、主菜、副菜のそろったお食事を。
 おのずと栄養のバランスがとれます
4.カリウムをしっかりとります・・・野菜、海藻、きのこ、果物
 塩分を体外に排泄する働きがあります
5.カルシウムをしっかりとります・・・乳製品、小松菜、海藻
 カルシウムが不足すると、血圧が上がりやすくなります
6.マグネシウムをしっかりとります・・・豆類、海藻、緑黄色野菜
 降圧物質の産生促進作用、交感神経の緊張を抑える作用があります
7.食物繊維、特に水溶性の食物繊維をたっぷりとります・・・
 こんにゃく、海藻その他、あしたば、おくら、芽キャベツ、モロヘイヤ
 ナトリウムを包んで体外に排出するはたらきがあります
8.アルコールを控えます
 習慣的な飲酒は血圧を上げることがわかっています
9.適度な運動をこころがけます